童貞卒業の体験談

童貞が20歳の成人式に40歳のデブ風俗嬢に優しく筆おろしされた話

初めまして、たかしと申します。
僕の童貞卒業の時のスペックはこちらです。

・たかし
・20歳
・見た目はウンナンのナンチャンに似ている(肌の汚さ含めて)
・身長168cmで少し下腹が出ているくらいの体型
・彼女はおろか、女の子と話したことすらほとんどない

こんな非リアでさえない僕が、成人式の日に友人の童貞卒業自慢を聞き、やけくそで風俗に飛び込んで童貞を卒業したというお話です。

キャッチに促されて、入ったソープランドで待っていたのは、推定40歳のデブ風俗嬢(カオリさん)...!

予期せぬモンスターの登場に、僕のムスコは勃つはずがありません!

しかし、優しくもてなされ、その日の出来事、童貞の劣等感を話すうち、僕は彼女に心を開いていきます。

そこにはモンスターなどではなく、一人の優しい女性がいました...

笑いあり、涙ありのハートフルストーリーです(笑)

脱童貞マニュアル!
『童貞の捨て方』鉄板パターン集

中学からずっとクラスでは底辺カーストグループに所属

どの学校でも、男女それぞれグループが作られますよね。明るい人気者を中心にしたグループ、部活のメンバー同士で固まっているグループ等いろいろあると思いますが、僕はその中でも陰キャ同士で集まる最底辺のグループに属していました。

漫画やゲームの話でなんとなく休み時間を潰し、特に浮いた話もないまま中学・高校と卒業し、地元から離れた少し都心のゲーム系の専門学校に進学しました。

その専門学校でも、男友達しか作れずに、一緒にゲーセンに行ったり、アニメ系のホビーショップに行くなど全く女っ気のない生活を送っていました。

そして時は流れ、僕も20歳になり、成人式の日を迎えました。久しぶりに地元の友達と会った時に、ある事件が起こったのです

ショック!中学時代の友達が童貞を卒業していた

久々に地元の友達と会うので、自分なりに身だしなみを整えて、似合わないスーツ姿で成人式に参加しました。そしてその後飲み会があり、中学時代の友達と慣れないお酒をちびちび飲んでいました。

すると友達の一人のゆうじがこんなことを言い出しました。

「お前らさぁ、まだ女とヤったことないだろ?」

僕の周りの友達はみんな黒髪に野暮ったいスーツを着ていましたが、ゆうじだけは茶髪に灰色の袴を着ていて、あか抜けた感じになっていました。

そんなゆうじからの一言に、みんなは苦笑いで答えていましたが、さらにゆうじは衝撃的な言葉を放ちました。

「俺さぁ、もうとっくに童貞卒業しちゃってんだよね。」
「今彼女と同棲してるし。」

その言葉を聞いて、みな石のように押し黙ってしまいました。
昔なら「それは画面の中の彼女だろ?」とか突っ込む余裕もあったのですが、その後のゆうじの生々しい童貞卒業の体験談に、目の前の甘いお酒がビールに感じるくらい苦々しい思いがしました。

僕は女の子に対する興味がなかったとは言えばそんなことはなく、むしろ人並み以上に性欲はありました。

エロいゲームや、AVも大好きでしたし、ほとんど毎日オナニーをしているくらいでした。しかし本当の女の子とセックスをするということは、当時の自分にはあまりに遠すぎる出来事でした。

失意の中、風俗の客引きのおっちゃんからの誘い

飲み会は早々に終わり、リア充グループは2次会へと向かっていきましたが、僕はそんな中に付いていける訳もなく、さっさと帰って寝て忘れようと思っていました。

1次会の飲み会は、繁華街にあり、その近くには地元で有名な風俗街がありました。家に帰るにはそこが近道だったので、打ちひしがれた思いでトボトボ歩いていると、客引きのおっちゃんから声をかけられました。

「お兄さん仕事帰り?学生さんかい?スッキリしていかない?」

スーツを着た、いかにもというおっちゃんからそんな勧誘を受けました。

普段ならコミュ障を発揮して、逃げるように立ち去るところですが、ゆうじの話のショックからか、慣れないお酒で酔ったせいか思わず「いくらくらいですか?」と訊ねてしましました。

恐るべし!おっちゃんのトークスキル!

おっちゃんはニンマリ笑って「いくらって…お兄さんいくらくらい持ってるの?」と逆に訊ねてきました。「そんなに持ってるわけじゃないですけど…」とうろたえているとおっちゃんは流れるように話始めました。

「出すだけ(ピンサロ)でいいなら5000円からだし、お風呂(ソープ)なら3万くらいだよ」
「お兄さんこういうのあんまり行ったことないかい?」
「お兄さん若いから女の子喜ぶよ」

とペラペラと話し始めました。僕はぼんやりした頭で、3万払ってセックスできるなら安いもんかなと思ってしまいました。ゆうじでもセックスできたなら僕だってできると過信していました。ただしぼったくられてはかなわないと思い、けん制をすることにしました。

「3万しかないし、カードとかも持ってないんですけど。」

カード払いだとぼったくられるという噂を聞いていたので、そういうのも知っているんだぞというけん制をかけたつもりでした。今思うとなんの効果も無かったと思いますが…。

するとおっちゃんはさらに笑みを深めてこう言いました。

「大丈夫大丈夫。ソープでいいかい?なにソープが一番安全だよ。だって最後までやっていいんだから。デリだと本番でお客さんがつかまっちゃうこともあるけど、ソープは最後までやっていいって最初から決まってんだから。」

僕は風俗の経験は全くありませんでしたが、エロ漫画やネットで情報は仕入れたことがあり、ソープは本番行為ありだと知っていました

風俗の種類。本番アリはソープだけ

初めては好きな子とセックスしたい…という思いは無いわけではなかったのですが、どうせこんなブサイクでイケてない自分には無縁の世界で、童貞なんて処女と違って貴重なものでもないんだからとっとと済ませちゃってもいいかなと思い始めました。

こうして僕は風俗で童貞を捨てることになったのです。

ソープランドデビュー!Gカップ巨乳を指名

おっちゃんに連れられて、歩いてすぐのお店へ行きました。見た目はちょっとぼろかったのですが、中は結構ゴージャスでした。受付らしきところできっかり3万円を支払い、大きいテレビの前で時間をつぶしていました。すると写真を3枚渡され、どの子にするか選ぶよう言われました。

写真は目元を隠した写真で、年齢と3サイズと胸のカップ数が書いてありました。僕は最悪セックスができなくても、パイズリはしてほしいと思い、Gカップの女の子を選びました

15分ほどさらに待つと、3階のとある部屋へ行くように指示を受けて、エレベーターで向かいました。このころには酔いは覚めて、意外と冷静な気分だったことを覚えています。きっとまだ実感がなかったのでしょう。

騙された!モンスター登場!?

案内を受けた部屋に入るとすぐにドアをノックする音がしました。返事をすると、透けたドレスのような服をきたおばちゃんが入ってきました。

・カオリさん(仮)
・ブサイクグラビアモデル神崎かおりに酷似
・28歳 → どう見ても40歳
・Gカップ巨乳 → ただデブなだけ

そのおばちゃんの写真でのプロフィールは、28歳でGカップとのことでしたが、どう見ても40歳にしか見えず、でっぷり太っていて、見た目も体型も神崎かおりというブサイクなグラビアモデルにそっくりでした。肝心のおっぱいもただ肉のかたまりが飛び出ているようにしか見えず、パイズリも期待できなさそうでした。

そのおばちゃんは、AVのソープもののように三つ指をついてあいさつをしてきました。

「はじめまして、ご指名ありがとうございます。カオリと申します。」

そして僕の服を靴下から脱がしていきました。僕はそんなブサイクな見た目と相反する美しい所作に少しだけ感動しました。

そしてその後一緒にお風呂に入り、身体を洗ってもらいました。何だか介護を受けているようで恥ずかしい気持ちでしたが、悪くない気分でした。しかし、ここで重大な問題に気付いたのです。

勃たない!どうした俺のムスコよ!

身体を洗ってもらって、いよいよ本番ということで、カオリさんはマットにローションをつけ始めました。そのつけ方が、自分の身体にローションをつけて、マットの上でゴロンゴロンと寝返りを打つように塗りたくるのですが、どうみてもトドが寝転んでいるようにしか見えませんでした。

そこで、ふと自分が全く興奮しておらず、冷ややかなテンションでいることに気づき、これはマズいと思い始めました。その後のマットプレイや、フェラなど本当なら記念すべき様々なご奉仕を受けても、全くチンコが反応しないのです。

カオリさんに童貞の劣等感を語る

カオリさんも色々と試してくださるのですが、その後もチンコは縮こまったままでした。カオリさんも煮詰まってきたのか、

「どんなプレイをしてみたい?なんでもいってよ。」

と優しく訊ねて下さいました。

そこで僕は唐突に

「実は…女の人とシタことがないんです。初めてなんです。」

と打ち明けました。するとカオリさんは驚いた後、次のように言ってくださいました。

カオリさん「そうなんだ…彼女はいないの?でもいたらこんなとこに来ないよね。」そんな自嘲的な言葉に少しキュンとなり、今日あったことをぽつぽつと話し始めました。

カオリさんは、終始「うんうん」とうなずいて聞いてくれて、僕は生まれてから今までずっと感じてきた劣等感を全て吐き出しました

カオリさんも「こんな仕事してるからクスリとは縁が切れないんだよね~」とクスリの入った袋を取り出して見せてくれました。

お互いの秘密を共有できて、ほんの短い時間で親密な雰囲気が生まれました。

話は一区切りついたときカオリさんが、「まだ時間あるからベットいこっか。」と誘ってくれました。

ムスコの復活! ~そして脱童貞へ~

カオリさんのリードで、プレイを再開しました。

恋人同士のようなキスや愛撫をするうちにだんだんムクムクとチンコが勃ってきました。

するとカオリさんは「すごーい。」と褒めながらさらに優しく手でしごいてくれました。そしてコンドームとローションを手早くつけて、騎乗位のかたちで挿入してくれました。

挿入中も

「すごいおっきぃね。」
「初めてなのに上手だよ。」

僕はデカチンの部類なんだ。
と自信が持てるように言葉をかけてくれました。

もうその頃には、僕の目の前にいるのは太ったモンスターではなく、一人の女性がいました。そして騎乗位で数分交わったのちすぐ発射してしまいました。

プレイの後、シャワーで身体をきれいにして、最後に名刺を貰いました。見た目に反して中学生のような字でしたが、ありがたく貰いました。

「またいっぱい話そうね。」

と帰り際声をかけてくれました。

風俗で脱童貞をして感じたこと

こうして、勢いに任せて風俗で童貞を卒業した訳ですが、その後、風俗の知識を学び、さらに他の風俗を体験してみると、様々な反省点が出てきました。

まず、ソープで3万円というのはけっこう低い値段ということを知らなかったということです。

3万円だといわゆる大衆店ということで、見た目や年齢は初めから期待できません。だから最初カオリさんを見て騙されたと思いましたが、むしろ当然のことだったのです。

また、客引きのおっさんに連れられて行きましたが、基本的にキャッチで連れていかれる店はぼったくりやハズレが多いということです。

ハズレを引きたくなければ、事前にネットで女の子の情報を仕入れたり、無料案内所でそこの店員と交渉したりという準備が必要になります

風俗で童貞卒業というと、いわゆる「素人童貞」ということで、本当の童貞卒業じゃないとか言われるかもしれないですが、風俗であっても人と人との交わりがあります。きちんと下調べをして、適切な予算を持って臨めば、僕みたいなモテない、イケてない男でも、素敵な初体験になると思います。自分とは無縁の世界と思わずに、勇気を持ってその扉を開いてみてください。きっといい思い出になります。

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